保育園生活卒業。子どもたちが育ってしまったことの喪失感

  • 2016年03月31日

あー、終わってしまいました(>_<)9年におよぶ保育園生活。

息子の学童卒業も重なって、明日からまた新しい生活に慣れるまで、しばらく落ち着かないことになりそう。

思い出に浸る暇もなく、新入学の持ち物の名前付けをギリギリになって夜なべするダメ母っぷりは息子のときと変わらず・・・。その横で娘は卒園を振り返るわけもなく、当然のように明日から通う学童の準備をしてて。

知らぬ間にしっかりした子に育っちゃった。寂しい。

 

最近は夫と二人で赤ちゃんの頃の写真を見ては「育っちゃったね・・・」というのが口癖になってきて。

子育てで大変な時期は、24時間365日、頭の毛が逆立ちっぱなしなくらい大変で、トイレに自由に行けないなんてのはしょっちゅうで。夫なんて夕飯食べずに寝かしつけして、そのまま寝落ちなんてこともしょっちゅうだから、コンビニのおにぎりをかじりにながら、帰ってきたっけ。でも、そんな大変な時期は本当に一時なんだと。

 

もう、すっかり手がかからなくなってしまった・・・。

 

先日、学童を卒業した息子、私が仕事で疲れている姿を見て一言。

「かあちゃん、冷蔵庫にオレがつくれるもの入れておいて。これからはかあちゃんが大変なときは、オレが夕飯つくるからさ」

どうしたんですか、なんでそんなに出来過ぎに育ってるんですか、まだ9歳でしょう?もっと自由気ままにしていいのに。いろんな想いが駆け巡って、思わず泣いてしまった。

お迎えの帰りの自転車で変な替え歌を歌ったり、お迎えの時の体当たりするような笑顔の瞬間には、もう出会えないのかな。

子どもたちとの狂おしいくらいの愛しい時間だった9年間。

たくさん、たくさん、ありがとう。

(小倉 環)

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