毎日、仕事に家庭にお疲れさまです!
仕事と子育て両立ラボの小倉です。
先日、あるメディアの取材に弊社が応じまして、そのためにワーママの何人かの方にインタビューにご協力いただきました。
いくつか共通して出たワーママのテーマで、私が気になったのが「仕事を前のめりになりたい自分と母親である自分との板挟み」問題でした。
ある人は「仕事が好きなんです。成果も出したいし。でも、終わらない仕事を自宅に持って帰ってまでしていて、子どもに後ろめたさを感じます。母親として、これでいいのかな?って・・・」。
でもね、正直言って「仕事が好きだ」と言えるあなたが、そんな風に悩んでいたりするのは、社会的損失が大きい!と声を大にして言いたい。
・・・と強気に言ってみせる私にも同じような経験があります。時間が限られているなかで、仕事を終わらせないといけない。だから持ち帰り仕事をする。でも、傍らで子どもがかまってほしくて泣きはじめて、結局仕事も中途半端で「私、何やってるんだろ・・・」と、子どもと一緒に自分も泣いて自己嫌悪のパターン。
「帰ってまで仕事をやらないといけない」というのは、今までの成功した行動パターンからきているので、メンタルモデルの書き換えが必要です。
私の場合、夜は仕事をせずに、子どもと一緒に寝てしまって、朝方にシフトをすることで、自己嫌悪に陥る回数は減りました。あとは、思い切ってやらないとか。やらなくてもなんとかなるものも、あったりします。
あとは子どもたちには物心つく前から、仕事が楽しい、仕事がしたいということをずっと伝えていました。
そして仕事でこんなことがあってね、お客さんでこんな人がいてね・・・と、いう働くことの酸いも甘いも話しています。
時には仕事で失敗した・・・と落ち込んでいる姿も、見せています。
私は親がそういう背中を見せることが一番のキャリア教育だと思っています。
自分は仕事でどんなことをしていて、社会にとってどんな意味を持つのか?
働く理由は何なのか?もちろん、経済的理由でもいいんです!
ママが働いていることが、家庭内の経済にどのように影響しているのか伝えてください。きちんと税金を払っていることが、どんな風に社会に役立っているのか、伝えていますか?
我が家は、子どもも、子どもなりに、理解してくれていて、小学生になった今では、大事な商談や勝負の日などは「お疲れさま、今日どうだった?」なんて聞いてくれるようにもなりました。
それがデフォルトになっているためか、うちの子どもたちが寂しがったのは3〜4歳くらいまで。
ママが「仕事が前のめり」なことは、子どもが大人になったときのロールモデルの一人になるはず。
あなたの想いはきっとお子さんに伝わります。
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